Paradise in the sky

Paradise in the sky

Paradise in the sky / 天空の楽園
7月5日の夜出発8日の朝帰宅
現地1泊といったなかなかハードな遠征でした。
急に決まった連休、せっかくなので普段行けないような所に行ってみようとなり
考えている時にふと昔読んだ雑誌の記事を思い出した。
2年程前の雑誌、残していたはずと捜してみるとありました。

雑誌

この雑誌によると、虹鱒の自然繁殖が確認されていてヒレがキレイな虹鱒がつれる。
中にはBlue Back Rainbowと呼ばれる青い背中の虹鱒が時々釣れるらしい。
左の写真がその青背虹鱒ですね。
京都からだとカナリ遠いけど6時間も走れば着くだろうと、ココにいってみることにした。実際は8時間かかってしまったのですが。
関東にある野反湖は標高1500mにあり人造湖で日本ダム湖百選に選ばれている。
日本200名山に選ばれている白砂山の登山口があったりもします。
湖の周囲にトレッキングコースがあり、登山家等も沢山見かけた。

◇出発当日◇
行く前に情報を収集しようと、Blogなどを閲覧していたら、「天空の楽園」とか「天空の湖」と書かれていて気分を盛り上げてはくれましたが、釣りに関する情報があまりない。
少ないながらも得た情報では、釣れている魚のサイズは大体20~30cm位の虹鱒で青背は滅多に釣れないけど綺麗な魚が釣れる。ヒットルアーは3gのスプーンってのが多く見かけた。そんな情報を基に渓流タックルでいいかな?一応ウェーダーは持っていこうか・・・と湖の釣りは未経験だけど、スプーンならそこそこ飛距離も出るだろうと一応管理釣り場で使っているような物も持って行くことにした。
6時間程度で着くだろうからpm9:00に出発着いて1時間仮眠のつもりで出発。

◇心折れる1日目◇
おもいのほか時間がかかりam5:00過ぎに到着、am6:00過ぎ釣り開始。
最初に入ったポイントにて1回バラシ、同行者にもアタリはあったが釣果はなし。
ちなみに、ほんの数箇所を除いて大半の場所はカナリ藪コギを強いられるのでウェーダーは必須。

野反湖

月曜日だというのに釣り人が結構居て簡単に入れる場所には先行者が居る。
次に入ったポイントは人気のある場所らしい。水も凄く青くてここで育てば青背虹鱒になるのもうなずける。そんな綺麗な水で底までみえていた。魚が泳いでいるのも見える。ルアーに反応するところも見える。でも、食わない・・・管理釣り場みたいな気分を味わい昼前まで粘って釣れずに仮眠をとった。

野反湖

野反湖

仮眠をとったあと3時まで頑張ってみた。
これから良い時間なんだろうなぁ~と思いつつも、宿にチェックインする時間が5時までという制約があったのでしかたなくツルッパゲの禿げちらかしの心折れた状態にて湖を後にした。行ってみてわかった、時々TVで紹介されていたりする秘湯らしい。
なんだか、手づくり感の漂う民宿風な温泉旅館でした「花敷の湯」。

花敷温泉

いろりの宿という売り文句の宿でいろりの火にあたりながらの晩御飯。
高地なのでエアコンなしで、いろりの火に当たって調度良いくらいの気温。
「深山懐石」で人生初の・・・「鹿のさしみ」「ナマズのさしみ」を頂きました。
出来ることなら、二度と食べたくはないですね。
温泉はすばしい柔らかいお湯で満足でした。

◇迷走の2日目◇
花敷

宿の前を流れる川。
岩が温泉水の影響で赤く染まっている、この川を見ながら同行者と相談。
前日心折れた2人は今日は観光でもしようか等と言っていた。
とりあえず、来る途中に見つけていた道の駅に行く。

野のや

評判のいいお蕎麦屋さん「蕎麦処 六合 野のや」さんにてお昼ご飯。
この蕎麦屋さん入漁券の販売をしていた。
聞くと岩魚・ヤマメが結構釣れるらしい。
滝壺の釣り場と沢を教えてもらいそこへ行くことになった。

滝

入渓すると、もうすぐ先に滝があるのが見えた。
近っ!と思い少しだけ釣り下るとすぐに小さな岩魚が量産型エミシでヒット。
とりあえず写真だけでもとカメラを用意してる間に逃げてしまった、写真坊主である。

滝へ

滝

その後2人ともチェイスもなく滝壺まで直ぐにたどり着いてしまった。
とりあえず、小さいながらも岩魚を釣っているので、後からなんて思っていたら・・・
同行者に1投目から24cmの滝壺ヤマメをまんまと釣られてしまった。
腹の部分のマダラが多いヤマメ、まだ釣れるかもとしばらく粘ったが反応がないのでもう一つの沢へ移動。
滝壺の釣りは初めてだったので釣れなかったけど楽しかった。

ヤマメ

次の沢は階段状でルアーには向いてない。それでも時折あるちょっとした流れにルアーを入れてみると20cm位のヤマメが元気よくルアーにとびかかってきた。手元で落としちゃったのでバラシです。その後、もう一回バラシっとバラシを繰り返していると同行者にヒット。滝壺のとは少し模様が違う感じの18cmのキレイなヤマメでした。この沢は本当に岩・岩・岩って感じで林道もなく結構ハードで1時間程釣り上がっただけで止めて引き返した。

沢

山女

まぁまぁ心折れっぱなしの私ですが、同行者に釣れているのとチビイワナが釣れたりバラしたりってだけでも少し気休めにはなったかな。車に戻った時点で3時過ぎ。もう一度野反湖に夕マズメだけでも釣りをしに行こう。やっぱり青背虹鱒が釣りたいと湖へ向かう。ポイントに4時頃到着したんだけどトレッキングしていた3人組に声を掛けられ一人をガレージまで送ることになってしまった。もう歩けない・・・って程バテちゃったらしい。
そんなこんなで5時前に釣り開始。

野反湖

前日と打って変わって釣り人が殆どいなかったので気になっていた場所で試せた。
1投目、あ・根がかりしたわと引っかかった反対側に回ろうと歩いていたら、異様にデカイ魚がルアーを咥えているのが見えた。慌てたが、ソイツはルアーを離して湖底に向かって泳いでいく。
2投目コンとあたり、あわせると一気にドラグを引き出し50m程沖まで行ってしまい、ジャンプを繰り返す。な・なんだ?と思いつつなんとか足元まで寄せた。
かなり大きな虹鱒。同行者も慌てて渓流で使う小さなネットを手に掬おうとしている。「イヤ・・・それは無理やろ?」「でも掬う!」「あ・・無理っす!頭も入らない!」なんてしながらもそろそろかな?と引きずり上げようとしたら急に暴れた。ツインクルのリップだけが手元に残った。ツインクルってワイヤー通しじゃなかったんやねぇ・・・

ツインクル

3投目、またきた・・・
ん?今度はさっきよりおとなしいかな、なんなく寄せてひきずりあげた。
なんせ、写真坊主だったので余裕が無かったから地面まで上げて撮影。
二度とこんなサイズ釣れないかもしれないと考えたからね。
62cmでした。

ニジマス

twinkle

新品のツインクルが1匹釣っただけでこの状態。
針は伸びるし塗装は剥げる、渓流で使う細軸の替え針しか持っていなかったけど、とりあえずそれに交換。その後、ヒット・・・バラシとする度に針交換。
投げるたびに反応があるような状態だったけど熊も怖いしk明るいうちに止めて帰ることにした、釣り上げたのは合計4匹(62・63・58・62cm)ばらしたのが5回程、同行者は3匹釣っていた。青背は釣れなかったけれど、とりあえず・・・心折れたままの帰路でなくて良かった 。

虹鱒

おそらく、60前後が限界でそれ以上の魚には逃げられてしまった気がする。
腕の問題もあるとは思うけどもこんな魚は想定外だった、タグが付いていたので成魚放流している模様です、そこそこの湖用のタックルを持って行くのが良いと思われます。
20〜30cmくらいの虹鱒を釣るつもりだったので今回持っていったタックルはこんなです。前回の釣行でお気に入りのリールが壊れたから急遽購入したレアニウム・・・十分なリールですね。

LURE:Twinkle
ROD:SMITH / TRBX-EX53MTH
REEL:RARENIUM CI4 C2000S
LINE:VARIVAS / SUPER TROUT Advance VEP 4lb.(←楽天)

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