少し前、ゲテモノを食べる話題があった。ゲテモノを食べる話になると、いつも「うるるん」で幼虫を生きたまま食べていた映像がイメージとしてフラッシュバックする。見なきゃよかったと後悔している。
そのイメージの後に、随分前に読んだ『もの食う人びと』 辺見 庸(著)をかならず思い出す。 この本はけしてゲテモノを食べることがテーマなわけではない「食」というフィルターをを通して、世界各国の状況やその国を見ている、といった感じのルポです。食べる事は生きることなんだな・・・といった感想を持つと共にあきれてしまう内容のルポもあります。読んだ尻から忘れてしまう書籍が多いなか忘れられない本の一つ。グルメだとか食に興味のある方全てにお勧めしたい本です。
また、ゲテモノで思い出す事がもうひとつ・・・
職場で、「ゲテモノばなし」になった時、なぜか私は私は・・・・と皆、こんなものやあんなものと自慢をする。ミミズを煎じたものをクスリとして・・ハチの子・・イナゴ・・カエル・・この辺までは、よく聞く話なので誰が発言したかも憶えていないが、家で飼っていたカナリアの卵を目玉焼きにして食べたという経験談だけは耳にこびりついている。タマゴの殻は薄い緑色だったそうで、小さすぎて味も糞も無く美味しくなかったそうである。食べた動機は、1羽で飼っていたのでどうせ雛にならないから・・・だそう。
カナリアかカナリヤか悩んだ・・・ヾ(・・;)ォィォィ