「ちびくろ・さんぼ」と「ちびくろさんぽ」が、並んで売られていました。
よく、売れているのはBOなのかな、残り1冊だった。
POを手にとって、パラパラと・・・主人公の少年が黒いワンちゃん(犬)。名前がサンポ。内容は、トラがバターになるBOと同じ。
一時期、BOが一斉に絶版になった理由が、「サンボ」という名前だった。
サンボというのは、西欧社会で黒人を辱称する時に使うそうです。また、元々オリジナルは黒人の子供ではなく、インドの子供だったらしい。アメリカの海賊版が黒人の子供で、その時にサンボとなったそうです。その海賊版を和訳した物が日本で広まってしまったという背景も理由の一つみたい。
無知な僕はサンボが差別になるとは知らなかったよ、チビかクロがあかんと思ってた。
ならば、BOじゃなければいいのでは?と
絶版になっている時に、話の内容はいいのだから、BOをPOにして犬にしちゃえと考えて発刊されたそう。
なにはともあれ、今は「ちびくろサンボ」が売られています。