2012年3月9日
かねてより複数の釣り具屋さんがお勧めしている福井県の耳川という川へアマゴを釣りに行くことになった。薄暗い時間に耳川へ到着して川の状況も見れず、券を売っているという家も発見できず、とりあえず着替えていると辺りが白んできたので川を見てみる。初めての川なので普段がどうなのか分からないけど陸生植物がどっぷり冠水している、水も濁っていてほぼ濁流といった感じ。雪は大量に残っていて釣りをしながら遡上するのがむずかしそうということになり初めての川での釣りを諦め北川水系の松永川へと約1時間かけて移動。松永川はぼくが渓流の釣りを初めてした川であり毎年最初の釣行先でもある、結局今年初めての場所も松永川になった。比較的水量が乏しい川で他の河川が増水している時の避難先となっています。この日も適度な水量で水も澄んでいて気持ちのいい釣行となった。
2009年から福井の北川・南川水系は稚魚放流を全てヤマメに切り替えたそうです、サクラマスも狙えるようになると嬉しいですね。
↑耳川(橋の上から)画像ではじゅうぶん釣りが出来そうですが・・・
↑松永川
今回は同行者の居る釣行で松永は未経験とのことだったので、まず釣っていただきたく最初の実績のあるいわゆるおいしい淵を譲る。1投目からチェイスがあり数投でヒットしたもののバラしてしまった。雨がシトシト降るなか、それなりに気を使いあい譲り合いながら釣り上がる。結果10~20cm程度の7匹のアマゴ?ヤマメ?を釣り2匹をバラしてしまった、ルアーは全てBuffet SD55アユです。同行者は3匹かな、彼はPEを使っていてトラブルしまくって最後には竿を折っていたが釣れて良かった。小さいのは逃がして、そこそこ食べごろのものと小さいけど針の刺さり所が悪く死んでしまったものをKeepいたしました。小さいので骨酒をやってみたかったのです。そこそこのサイズのものは塩焼きで美味しくいただきました。この水系は稚魚放流のみなので管理釣り場で釣るものとはまるで違います、初めてあまごを美味しいと思ったのもこの川のものです。あまご・イワナ・ヤマメなど管理釣り場のものや成魚放流の魚を食べて不味いと思っている方に是非、天然・やワイルドな個体を食してみてほしいです。同行者が竿を折ったのが丁度昼過ぎだったのでお昼ご飯を食べて帰ることにした。以前僕が食べて美味しかった三方五湖近くの源与門という店に同行者が行ってみたいと言うので、また1時間弱の移動。僕としては他の有名店にも行ってみたいのだけどそれは次回のお楽しみにして、美味いうなぎを食して帰路に・・・そんな感じ。
骨酒は・・・水野丹石という方の著書「渓流紀行〜京都・滋賀の釣り」で読んでやってみたかったので、通常の骨だけを焼いて使うのではなく中部地方のやり方(焼いた魚をそのまま使う)でやってみた、色々なサイトで作り方が紹介されていて内蔵・エラもそのままとかありましたが、川魚のエラはちょっとアレなので内蔵・エラは取り除いて塩は使わず焼いたものに沸騰したお酒を注ぎ5分程おいてから、身をほぐしたり食べたりしながら呑んでみた。身は美味しいのだけど、お酒は・・・魚臭くとても美味しいとは思えない。やり方がまずかったのかしら。
2012年3月9日
LURE:Buffet SD 55(←楽天)
ROD:SMITH / TRBX-EX53MTH
REEL:RARENIUM CI4 C2000S
LINE:VARIVAS / SUPER TROUT Advance VEP 4lb.(←楽天)
水温7.6℃ 小雨